3月 6th, 2010
3月4日(木) 弁護士会館で、原告をまじえたランチ懇親会が開催されました。
午前中にすでに日中友好協会本部への表敬訪問を済ませた丁さんと崔さん。
会場には次々と支援の方が来られ、総勢30名を超える大盛況となりました。
裁判の傍聴や、終了後の報告集会ではじっくりお話しすることはできませんでしたが、今回はまた新鮮な体験をしていただけたのではないでしょうか。

懇親会開始前:左から(いつもブログ更新担当している)田中と、崔さん、丁さん。

南弁護団長(左端)の乾杯でスタート。丁さんのお顔がコップで隠れちゃいました(泣)

崔さんの通訳は李楼さんが(左奥)、丁さんの通訳は今井さん(丁さんの左側の女性。中国のご出身)がそれぞれ担当しました。

記録映像を撮り続けてきた福井さん(日本映画学校を今春卒業)。卒業制作として1本の作品「埋める空白 ~毒ガス被害者と弁護士~」に作り上げ、2月26日・27日と上映会が行われました。
(詳細情報)→ 日本映画学校 第22回卒業制作上映会 (検索してください)
完成前から、裁判や院内集会で流すために映像を提供していただき、とても助かっていたのですが、なんと映画学校の先生には酷評されてしまった(驚) とのこと。テーマがウケなかったのでしょうか?
でも、上映会を見に行かれた北さんによると、見終えた観客の反応は上々だったそうですから、きっと良い作品に仕上がっていたことと思います。4月3日の集会でもその一部をみなさんにご覧いただく予定ですが、改めて全編の上映会を実施出来たらいいな、と思っています(まだ私が勝手に思ってる段階ですけど)。
さて、今回のブログ更新は田中の同僚の(い)が担当しています。先日Twitter(ツイッター)のアカウントも開設し、当日は会の様子を実況ツイートしました。Twitterを利用していらっしゃる方は、どうぞ @nomorepoisongas をフォローしてください。
原告の訪日行程はまだまだ始まったばかり。元気そうに見えても、疲れやすいなどの後遺症を抱えた身です。無理をしないよう気をつけてくださいね。
Posted in 活動報告 | 1 Comment »
3月 4th, 2010
集会・・・2010年4月3日(土) 13:30~ ウイメンズプラザホール 高遠菜穂子さんのお話も★
判決・・・2010年5月24日(月) 13:10~ 東京地裁 大法廷
いつも、被害者と一番近い位置にいる日本側窓口(アテンド・通訳)の李楼さんから、ご連絡いただきました。
「3月3日、原告の丁・崔両氏は無事に来日されました。5時前にホテルに到着してちょっと休憩をしてもらって、食事に出かけるところです。少し疲れている様子で、健康状態は良好です。新幹線にて、車窓から景色を観賞しながら駅弁を楽しんでいました。」
だそうです。これからしばらく、いろいろな団体などを回って、このチチハル毒ガス被害について、訴えかけていただく予定です。
それにしても、原告が体をどんどん蝕まれているところ、来日しても激務のスケジュールになってしまうのは、とても心苦しく感じます。しかし、それほどまでに無理を重ねても、この事件のことを知って欲しいと思って来日されているのです。私たちもそのお気持ちにこたえなければ、と思います。ぜひぜひ、ご協力をよろしくお願いいたします!
Posted in ご協力ください★, news | No Comments »
3月 2nd, 2010
集会・・・2010年4月3日(土) 13:30~ ウイメンズプラザホール 高遠菜穂子さんのお話も★
判決・・・2010年5月24日(月) 13:10~ 東京地裁 大法廷
この爽やかな笑顔の、被害者・丁樹文さんが、最終原告弁論期日にも来日して下さいましたが、もうすぐ再来日して、この事件のことを何も知らない日本人たちに向けて、各地で集会などで呼びかけて下さいます。

また、右側メニューの「支援のお願い」をクリックしていただくと、5月24日の判決までに、公正な判決を求めるための署名を集めていただく手段、個人でもはがきや手紙を裁判所に送って公正な判決を求められる手段、を紹介しています。
弁護団や他の支援者達との話し合いの席でも、いつも引っかき回す役割の私ですが
「いまどきの普通の若者が、署名運動とかやらないし、団体に所属もしていない。友達に署名を求めて嫌われる、それでもやる、などという度胸は無い人が大半である。そこで、今の若いもんはしょうがねーなーと批判してても、若い人にこの事実は広まらない。どこにも所属しない人も、個人で知り、行動し、個人で参加できる方法をもっと考えて実行したいんです」
と熱く語りました。
このブログで書いていても、効果は微々たるものかもしれないけれど、ひとりずつでもふたりずつでも、支援者が行動してくれればとても嬉しいです。
かく言う私も、大学生のとき、母親の大卒以来?ほぼ全く連絡を取っていなかった同窓生から手紙が来て、「フランス核実験に反対し、抗議の手紙を送る運動をしています」と書いてありました。かんじんの母は忙しくほとんど何もしなかったのですが、私が代わってその人と連絡を取り、一生懸命フランス語で色々書いて送った記憶があります。一人の熱意が、誰かを動かすことは十分あります。もちろん、このような友人知人に訴えかけていく行動も、ぜひ勇気を出してやってもらいたいと思います。
仮に分かってもらえず嫌われたって、いいじゃないですか。そのときは「フン」とそっぽを向いていた人が、後になって「あの時・・・。もっと協力すればよかったな・・・。」なんて改心し、率先して行動する人に変わったりとか、そういうことが世の中たくさんありますよ。元気を出していきましょう。
Posted in ご協力ください★, news | No Comments »
2月 23rd, 2010
集会・・・2010年4月3日(土) 13:30~ ウイメンズプラザホール 高遠菜穂子さんのお話も★
判決・・・2010年5月24日(月) 13:10~ 東京地裁 大法廷
東京ではもうすぐ冬も終わりか?という暖かさですが、チチハルはまだまだ寒いことでしょう。またカメラマンさんから写真をいただきましたが、この焼いもを見て下さい!日本と一味違った風情がありますね。しかし、火から離した瞬間に凍ってしまったりしないんでしょうか?

さて、2010年4月3日(土)に、この遺棄毒ガス問題を世間に知ってもらうための集会が行われることになりました。皆様、ぜひお誘い合わせの上お越し下さい。
「ノー・モア・化学兵器 ~子どもたちに化学兵器のないきれいな大地を!~」
遺棄化学兵器被害の解決を求める市民集会へのご案内
◆プログラム(仮)
・高遠菜穂子さんのお話
「命に国境はない ~イラク戦争とは何だったのか?~」
・毒ガス被害者の生活(VTR)
・毒ガス被害者へのインタビュー
・健康被害の実態の報告(集団検診を担当した医師より)
・弁護団からのお話
Posted in news | No Comments »
2月 15th, 2010
判決・・・2010年5月24日(月) 13:10~ 東京地裁 大法廷
更新が長らく滞ってしまい、誠に申し訳ございませんでした!!
さて、チチハル毒ガス事件専属カメラマンさんから(カメラマンまでお抱えとは、なんて贅沢な支援の会!!)、関連写真をいただきました。この青空と白い雲・・・。さすがの出来ですね。素人がただデジカメでとっても、こんな風には撮れません。

516部隊跡地は、私たち伊藤塾のツアーでも訪れましたが、そのときは雨の中でした。チチハルの関東軍第516部隊跡。この部隊は化学戦部隊で、毒ガス弾や化学兵器を秘密裡に研究製造していた部隊だそうです。いわゆる731部隊とも「悪魔の兄弟」と言われる殺人部隊でした。
ハルビン郊外の731部隊を訪れたときは、晴れていましたが恐ろしい暴風で、そこに渦巻く「念」を感じました。この516部隊にも、無念の自縛霊などがたくさんいそうですね。そういえば、あの雲の形は・・・。誰かが私たちに何かを訴えかけている気がしてなりません。良心・良識のある人間たちが集まって、こんな惨い殺人が二度と行われない世界にしていきましょう。
Posted in フリートーク | No Comments »
1月 28th, 2010
判決・・・2010年5月24日(月) 13:10~ 東京地裁 大法廷
さる1月25日の、弁論終結後、待合室でのプチ報告集会(!)の様子をお見せします。

「えー、このたびわが社の食品から食中毒を出しまして、謹んで陳謝いたします。」
とキャプションを付けたくなりますが、違います。「皆様の継続的なご支援により、毎回傍聴席をいっぱいにしてこられました。ありがとうございます。」と、弁護士3名からお礼の言葉が述べられました。

法廷では、弁護団から出された資料に対し、国側の弁護士が「今日初めて見たので、新しい事実に関する反論はこの場ではいたしかねます」と答え、裁判官が「期日を続行することはできれば避けたいので、判決は5月24日で決定にしたいので、できればその文書は陳述しなかったことにできますか」と誘導されました。
そして、原告側の弁護団が了承し、判決期日も確定しました。
裁判所が、判決書く気満々でいてくれるのだなと、私たちも嬉しくなりました。
判決まで約4ヶ月ありますので、その間ただ見守っているのではなく、皆で運動を広めていきましょう・・・ということを約束して散会いたしました。
Posted in news | No Comments »
1月 25th, 2010
支援者の皆様、長らくの裁判傍聴ありがとうございました。
今日、小法廷で最後の弁論期日がありました。そして、地裁の判決期日が決定しましたので、お知らせいたします。
2010年5月24日(月) 13:10~ 東京地裁 大法廷
さてこちらは、私たち(伊藤塾)が、チチハルの事故現場を訪ねたときの写真です・・・。

雨の中、参加者に解説してくださっているのは、弁護団の南典男先生です。「南先生のお人柄に感動して、私も弁護士になりたいという気持ちを強めました」といってくださった参加者も、何人もいました。
ずいぶん前ですが、南先生に、伊藤塾の塾生とスタッフに向けて講演をいただいた際の言葉が、私にはとても参考になっています。
「中国人は、一見、人付き合いが悪いとか信用できないとか言われるが、きちんと信頼関係を作り、悪いことは悪い、納得できないことはできないなど、ちゃんと言い合うまでの間柄になれば、日本人より、むしろ信用できる。ただ、表面的に、ニーハオニーハオで終わってしまったら、多分ぜんぜんわかりあえない」
と話してくださいました。今まで、南京大虐殺、731部隊などなど、日中間に横たわる、ものすごく難しいさまざまな問題に、全力で取り組み、さまざまな中国人とも関わってこられた南先生ならではの、含蓄あるお言葉です。
私も、この言葉を胸に、中国人との信頼関係を作れるような自分でいよう、表面的な人間関係では駄目なんだ、といいきかせて、3年ほどがたちました。おかげさまで、中国人、他の外国人、日本人、いい友達がたくさん出来るようになりました!!南先生、人生の恩人です♪
よく考えれば当たり前なんですが、別に中国人に限らなくて、他の外国人でも、日本人同士でも、人間関係の基本は全く同じなんですね。
自分にとって、信頼関係のない誰かが言ってる事なんて「なんだそれ?」「うさんくさい」「聞きたくない」「あー、また言ってるな」。←この信頼できない最たるものが新聞・テレビなんで、私は最近全く見ないんですが。
もちろん、自分から発信する場合も同じ。相手に信頼していただいて、初めて聴いていただけるというものです。
そして、なにも振り込め詐欺でお金を集めることが目的ではないんですから、信頼していただいて、聴いていただける段階になったということは、自分はその信頼を利用・搾取するのでは駄目であって、逆である。信頼されればされるほど、その信頼に応え、もっと大きなお返しをしなければならない。これはものすごく責任が重いし、大変なことです。また、そこまでの信頼関係は、そんなに多数の人と築けるものではないでしょう。
実は、ここのところに非常にこだわりを持っている中国人が多くて、だからこそ、南先生が「本当の信頼関係を作った後は、日本人より中国人の方が裏切らない」という評価をするだけの、さまざまな事実があったのではないかと思います。
このたび、訴訟を進めるに際し、思い出したくもないトラウマの事件を、知らない外国人の前にさらしてくれた、服を脱いで傷を見せてくれた、夫婦のベッドの中の悲しい出来事まで公開してくださった原告の方々の信頼に、私たちが応えられるのでしょうか?とても重い課題です。
判決までの4ヶ月間にも、さまざまに運動を続けていくことになっていますが、皆様どうぞ、温かいご協力をよろしくお願いいたします。
Posted in news | No Comments »
1月 19th, 2010
★今後の予定
2010年1月25日(月)午前10時 東京地裁611号法廷
更新が滞り、大変失礼しました・・・。
とっくにあけましておめでとうございます。
新年、神社などに初詣は行かれましたか??

この写真は、千駄ヶ谷の鳩森神社です。
最近、木を切り倒して、古めかしくて趣のあった社殿を大幅に
改築して大きくしてしまったので、
「森はなくなった。鳩ビル神社だ」
というわけで、子供たちと勝手に改名しました。
神社といえば、日本の戦争責任とナショナリズムを考える上で
避けて通れない「靖国神社」。こちらでも初詣は受け付けている
ようです。検索すると、個人のブログなど、たくさん出てきます。
8月15日前後になると、やれ政治家の誰々が参拝したのしない
のと騒ぎますが、「政治家が靖国神社に初詣に行ってけしからん」
というニュースが新年早々からメディアをにぎわせたことはあるか?
・・・あまり記憶にないですよね。
お盆の参拝は「英霊」のための参拝であってけしからんが、初詣は
個人の健康と幸せを祈るものだからいいんでしょうか?
もはやメディアも、毎年のお約束として報道しているだけで、真摯な
問題意識など持ち合わせていないのかもしれません。私たちだって
「単なるミーハー、風見鶏」では、戦時中に軍の暴走に流された民衆
と同じです。心して自分のバランス感覚を養って行きたいものです。
さて、神社で祈るかどうかはともかく、今年はチチハル裁判にとって
「勝負の年」!!なんとしても、良い判決を勝ち取りたいですね。
もしも、不幸にして希望通りの賠償が認められなかった場合は・・・。
「何で負けたのか」「日本の司法は、良心はどうなっているのか」とい
う、私たち支援者自身への厳しい問いかけを、被害者原告達から
突きつけられることになります。残念ながら、今までの毒ガス裁判で
もそうでした。こういう時こそ、一般日本人が温かく支援しなければ
なりません。その場合もまた、私たちにとっての勝負の年となります。
以前、原告の施さんは字の読み書きができないというお話をしました
が、高等教育を受けていない原告も多いですし、ましてや日本の法律
とか裁判の相場などということは、現地の一般人はご存じないのが
当たり前です。「何であそこまでがんばったのに、負けるんだよ!?」
「私たちが、痛む体に鞭打って渡日したのに、一体なんだったんだ?」
と思われては、私はとても辛いです。だからこそ、裁判官にも、自分の
出世や、狭い組織の中での相場ではなくて、本当に原告と一般人が
納得できる判決を書いていただきたいと思います。
もちろん、裁判だけではなくて、政策形成も目的ですから、政治・社会
にもこの問題を広く訴えていきます。これまた勝負の年です。
決まり次第情報を流しますが、今後イベントの開催も検討されている
ところだそうです。ぜひ、皆様のご参加・ご協力をお願いします。
Posted in news | No Comments »
12月 28th, 2009
★今後の予定
2010年1月25日(月)午前10時 東京地裁611号法廷

大変遅くなりました!12月21日、丁樹文さんの最終陳述及び、5人の弁護士からの熱弁で締めくくられた、事実上の結審が、多数の傍聴者の視線の中、無事終了いたしました。
その後の報告会も、たくさんの質問や提言が出て、これまでにも増しての大盛況となりました。
裁判所は、絶対に、年度替わりを迎える前に、きちんと判決を出してほしいですね!!!
また、政治的にも対策の確立をめざしていきますが、これだけ裁判傍聴者が集まる熱気が高まっているわけですから、ぜひとも、今後政治方面での請願・陳情・デモなどの集団行動にも結び付けていきたいところですね。
これから年が明け、2010年も、被害者は寒い中年明けを向かえ、一日一日、苦しい日々を送っていきます。皆さまのカンパ、一層のご支援を宜しくお願いいたします。
Posted in news | No Comments »
12月 17th, 2009
★今後の予定
2009年12月21日(月)午前10時 東京地裁103号法廷
2010年1月25日(月)午前10時 東京地裁611号法廷
敦化事件の方の裁判日程を追加しました!(右側の「関連裁判」)
ぜひ、こちらの方も多くの方の傍聴をお願いいたします。
チチハル・敦化事件とも、月曜日のスケジュールが多いですね。
Posted in news | No Comments »