Archive for 1月, 2010

弁論終結のお礼

木曜日, 1月 28th, 2010

判決・・・2010年5月24日(月) 13:10~ 東京地裁 大法廷

さる1月25日の、弁論終結後、待合室でのプチ報告集会(!)の様子をお見せします。

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「えー、このたびわが社の食品から食中毒を出しまして、謹んで陳謝いたします。」

とキャプションを付けたくなりますが、違います。「皆様の継続的なご支援により、毎回傍聴席をいっぱいにしてこられました。ありがとうございます。」と、弁護士3名からお礼の言葉が述べられました。

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法廷では、弁護団から出された資料に対し、国側の弁護士が「今日初めて見たので、新しい事実に関する反論はこの場ではいたしかねます」と答え、裁判官が「期日を続行することはできれば避けたいので、判決は5月24日で決定にしたいので、できればその文書は陳述しなかったことにできますか」と誘導されました。

そして、原告側の弁護団が了承し、判決期日も確定しました。

裁判所が、判決書く気満々でいてくれるのだなと、私たちも嬉しくなりました。

判決まで約4ヶ月ありますので、その間ただ見守っているのではなく、皆で運動を広めていきましょう・・・ということを約束して散会いたしました。

判決期日、5月24日(月)になりました!

月曜日, 1月 25th, 2010

支援者の皆様、長らくの裁判傍聴ありがとうございました。
今日、小法廷で最後の弁論期日がありました。そして、地裁の判決期日が決定しましたので、お知らせいたします。

2010年5月24日(月) 13:10~ 東京地裁 大法廷

さてこちらは、私たち(伊藤塾)が、チチハルの事故現場を訪ねたときの写真です・・・。

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雨の中、参加者に解説してくださっているのは、弁護団の南典男先生です。「南先生のお人柄に感動して、私も弁護士になりたいという気持ちを強めました」といってくださった参加者も、何人もいました。

ずいぶん前ですが、南先生に、伊藤塾の塾生とスタッフに向けて講演をいただいた際の言葉が、私にはとても参考になっています。

「中国人は、一見、人付き合いが悪いとか信用できないとか言われるが、きちんと信頼関係を作り、悪いことは悪い、納得できないことはできないなど、ちゃんと言い合うまでの間柄になれば、日本人より、むしろ信用できる。ただ、表面的に、ニーハオニーハオで終わってしまったら、多分ぜんぜんわかりあえない」

と話してくださいました。今まで、南京大虐殺、731部隊などなど、日中間に横たわる、ものすごく難しいさまざまな問題に、全力で取り組み、さまざまな中国人とも関わってこられた南先生ならではの、含蓄あるお言葉です。

私も、この言葉を胸に、中国人との信頼関係を作れるような自分でいよう、表面的な人間関係では駄目なんだ、といいきかせて、3年ほどがたちました。おかげさまで、中国人、他の外国人、日本人、いい友達がたくさん出来るようになりました!!南先生、人生の恩人です♪

よく考えれば当たり前なんですが、別に中国人に限らなくて、他の外国人でも、日本人同士でも、人間関係の基本は全く同じなんですね。

自分にとって、信頼関係のない誰かが言ってる事なんて「なんだそれ?」「うさんくさい」「聞きたくない」「あー、また言ってるな」。←この信頼できない最たるものが新聞・テレビなんで、私は最近全く見ないんですが。

もちろん、自分から発信する場合も同じ。相手に信頼していただいて、初めて聴いていただけるというものです。

そして、なにも振り込め詐欺でお金を集めることが目的ではないんですから、信頼していただいて、聴いていただける段階になったということは、自分はその信頼を利用・搾取するのでは駄目であって、逆である。信頼されればされるほど、その信頼に応え、もっと大きなお返しをしなければならない。これはものすごく責任が重いし、大変なことです。また、そこまでの信頼関係は、そんなに多数の人と築けるものではないでしょう。

実は、ここのところに非常にこだわりを持っている中国人が多くて、だからこそ、南先生が「本当の信頼関係を作った後は、日本人より中国人の方が裏切らない」という評価をするだけの、さまざまな事実があったのではないかと思います。

このたび、訴訟を進めるに際し、思い出したくもないトラウマの事件を、知らない外国人の前にさらしてくれた、服を脱いで傷を見せてくれた、夫婦のベッドの中の悲しい出来事まで公開してくださった原告の方々の信頼に、私たちが応えられるのでしょうか?とても重い課題です。

判決までの4ヶ月間にも、さまざまに運動を続けていくことになっていますが、皆様どうぞ、温かいご協力をよろしくお願いいたします。

来週、最後の期日です

火曜日, 1月 19th, 2010

★今後の予定
2010年1月25日(月)午前10時 東京地裁611号法廷

更新が滞り、大変失礼しました・・・。
とっくにあけましておめでとうございます。
新年、神社などに初詣は行かれましたか??

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この写真は、千駄ヶ谷の鳩森神社です。
最近、木を切り倒して、古めかしくて趣のあった社殿を大幅に
改築して大きくしてしまったので、

「森はなくなった。鳩ビル神社だ」

というわけで、子供たちと勝手に改名しました。

神社といえば、日本の戦争責任とナショナリズムを考える上で
避けて通れない「靖国神社」。こちらでも初詣は受け付けている
ようです。検索すると、個人のブログなど、たくさん出てきます。

8月15日前後になると、やれ政治家の誰々が参拝したのしない
のと騒ぎますが、「政治家が靖国神社に初詣に行ってけしからん」
というニュースが新年早々からメディアをにぎわせたことはあるか?
・・・あまり記憶にないですよね。

お盆の参拝は「英霊」のための参拝であってけしからんが、初詣は
個人の健康と幸せを祈るものだからいいんでしょうか?
もはやメディアも、毎年のお約束として報道しているだけで、真摯な
問題意識など持ち合わせていないのかもしれません。私たちだって
「単なるミーハー、風見鶏」では、戦時中に軍の暴走に流された民衆
と同じです。心して自分のバランス感覚を養って行きたいものです。

さて、神社で祈るかどうかはともかく、今年はチチハル裁判にとって
「勝負の年」!!なんとしても、良い判決を勝ち取りたいですね。

もしも、不幸にして希望通りの賠償が認められなかった場合は・・・。
「何で負けたのか」「日本の司法は、良心はどうなっているのか」とい
う、私たち支援者自身への厳しい問いかけを、被害者原告達から
突きつけられることになります。残念ながら、今までの毒ガス裁判で
もそうでした。こういう時こそ、一般日本人が温かく支援しなければ
なりません。その場合もまた、私たちにとっての勝負の年となります。

以前、原告の施さんは字の読み書きができないというお話をしました
が、高等教育を受けていない原告も多いですし、ましてや日本の法律
とか裁判の相場などということは、現地の一般人はご存じないのが
当たり前です。「何であそこまでがんばったのに、負けるんだよ!?」
「私たちが、痛む体に鞭打って渡日したのに、一体なんだったんだ?」
と思われては、私はとても辛いです。だからこそ、裁判官にも、自分の
出世や、狭い組織の中での相場ではなくて、本当に原告と一般人が
納得できる判決を書いていただきたいと思います。

もちろん、裁判だけではなくて、政策形成も目的ですから、政治・社会
にもこの問題を広く訴えていきます。これまた勝負の年です。
決まり次第情報を流しますが、今後イベントの開催も検討されている
ところだそうです。ぜひ、皆様のご参加・ご協力をお願いします。